氏家空手道部・氏家空手道スポーツ少年団について

 

 

 

【はじめに】

 『氏家空手道部』は昭和37年(1962年)に増形祐二・千野根正各顧問などの諸先輩を始め多くの方々の協力により発足しました。昭和57年(1982年)には吉成重雄・川上登志行顧問を中心に空手教室を開校し、現在の『氏家空手道スポーツ少年団』が発会。永年の歴史と素晴らしい伝統文化を持つ団体です。

 日本の伝統的武道である空手道は、武道の精神を堅持しつつ、自己の鍛錬により不撓不屈の精神を養い、強靭な身体をつくり、豊かな心をつくりあげていくという、大変深い意義を持つスポーツです。

 また技術の向上にとどまらず、人間生活の基礎である返事、あいさつ等の礼儀をしつけることや我慢強さを身につけることにより、将来社会人としても通用する礼儀作法を兼ね備え、環境の変化にも負けない、強い元気な青少年の健全育成を目指しています。

 

【教室の運営について】

 本教室の運営は、指導員を含めた全ての会員が会費を出し合うことでおこなわれております。会費は、全て道場使用料、大会補助費、行事運営費等に使途し、指導者に対する報酬は一切行っておりません。教室の運営や指導内容等につきましては、定期的に行われる指導員会議において決定しております。

なお、指導員につきましては、原則として氏家空手道部・一般の部の部員から選出しております。

稽古は安全面を最優先に行っておりますが、万一事故等が発生した場合は入会規則に基づく対応とさせていただきます。

 

 

【五省(ごせい)について】

●至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか (真心に反する点は、なかったか)

●言行(げんこう)に恥(は)ずるなかりしか (言行不一致な点は、なかったか)

●礼儀(れいぎ)に欠(か)くるなかりしか (礼儀は十分であったか)

●努力(どりょく)に恨(うら)みなかりしか (十分に努力をしたか)

●不精(ぶしょう)に亘(わた)るなかりしか (最後まで十分に取り組んだか)

 

 五省は昭和7年、当時の海軍兵学校長 松下元少将が創始したものです。松下校長は兵学校生徒の訓育を重視され、日々の各自の行為を反省させて明日の修養に備えさせるため、五か条の反省事項を考え出し、これを日々生徒に実施させました。その方法は、毎晩自習終了時刻の5分前に、当番生徒が「五省」の五項目を問いかけます。各生徒は姿勢を正し、瞑想しながら心の中でその問いに答えながら、今日一日を自省自戒するというものでした。

 1日の仕事や生活を終え、ホッと一息つきながらその日を振り返り、「あーあの時こうしとけばよかったな」とか「もう少し頑張ればよかったな」など、皆さん考えることがあると思います。その際、上に示した「五省」に則って自分を顧みてはいかがでしょうか。

随時団員募集中です。

 

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